超漢字V

超漢字のWindows版」が超漢字Vとして発売されることになったようですね。

PC Watchの記事Windowsとの関係の説明画面によれば,B-right/V R4.5(超漢字4.5?)とVMWare Playerを同梱したもののようです。

パーソナルメディアのプレスリリースによれば,

Windows超漢字との間でファイルの交換ができる共有フォルダ参照機能、超漢字の文書をWindowsのプリンタドライバを使って印刷できる機能など、Windowsの環境を活かせる便利な新機能が実現されています。

とのことですが,先日送ってもらった評価版(システムバージョン4.30D)を使って見て,Windowsとの間で文書の切り貼りが簡単にできるのはとても便利と感じているので,ファイルの交換までできるようになると大変便利ですね。

また,「超漢字の文書をWindowsのプリンタドライバを使って印刷できる機能」については,これまでは超漢字に対応しているプリンタ(パーソナルメディア社でドライバを提供していたプリンタ)しか使えなかったという問題が解消されるということであれば,大変喜ばしいことです。

前述の評価版を使って感じた問題点としては,プリンタがUSB接続のものしか使えない,VMWareを使うことによる制限として,USB機器が2種類しか同時に使えないといった点があります。

超漢字には,Windowsが蔓延していることへのカウンターカルチャーの象徴としての役割も実は期待していたので,

Windowsの上のアプリケーションとして動く

と言われると寂しい気もしますが,これだけWindowsが蔓延している中では,とにかく利用者を増やすことが先決という考え方も理解できます。

超漢字は文書作成ツールとしては優れたものだと思うので,上記の問題点が解消されていれば,是非とも購入(バージョンアップ)してみたいと思います。